ドラマチック!
ふと、
わが人生でドラマチックと呼べる出来事がどれだけあったのか、
というようなことを考えてみる。
「今が幸福の絶頂!」というような高揚感もないかわりに「もう生きているのがイヤ」というような絶望もない、比較的平和な日々を送っている僕が、なんでまたそういうことを考えたのかというと、来月、はじめて入院と手術を体験することになったからなのです(入院といっても一泊だけだし、手術も短時間らしいし、それをもってドラマチックとまでいっていいものか迷うところはあるのですが)。
別に好んで入院するわけではない、というか、できれば入院なんてしない人生のほうがいいのでしょうが、とはいえ「でもちょっと楽しみ」というほどではないものの、野次馬根性というか、ちょっと「工場見学とか社会科見学に行く」気分に近いような、プラス方向の気分もなくはなく、
「どうしよう美人看護婦との運命的な出会いとかあったら」
という心配をしておいたほうがいいかどうか、ちょっと思案中です。
それはさておき。
入院という久々に起きた人生の珍事を前に、これまでの人生の中において、他になにか珍しいことってなかったかしら、と回想してみたところ、
「壁ドンをしたことがある」
という、なんとも恥ずかしい記憶が発掘されてしまいました。
およそ20年ぶりによみがえる衝撃の事実。
というか思い出さなければよかったこんな恥ずかしい記憶。
今現在、キーボードを叩く手のひらにうっすらと汗をかいています。
ドラマチック、やっぱ向いてないかも。