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2012年8月28日 (火)

月に小さくピースサイン。

 日本人ではじめて月面に降り立ったのは、まあ、南波日々人くんなのですが、人類初となると、これはもう、ニール・アームストロング船長なわけです。
 僕は、アームストロング船長が月面に着陸した時には、まだ人類ですらなかったのですが、70年代の男の子の常識として、当然、名前くらいは知っていました。もちろん、あの名言「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」も。

 月に限らず、宇宙には、どこかしら人の心を惹きつけるものがあるような気がします。
 もちろん、生まれた年代や性別によって、その関心の高さにバラつきはあるでしょうが、少なくとも、僕が少年の頃は、ある意味で、宇宙は身近なものでした。
 もっとも身近な、もっともわからないものが、宇宙だったのです。

 僕と宇宙をつないでいたのは、想像力でした。

 空気がない。重力がない。
 自分の生活の中に、普通に存在するものが、ない。
 ないってどういうことだ。

 知らないことだらけ、謎だらけ。

 たとえば、月面に着陸した着陸船のハッチを開けて、月面への一歩を踏み出す時。
 そりゃあ、今まで、いろいろな実験や試験をして、理論上はこの装備で大丈夫、という状態を作り上げて、そのハッチを開けるのだろう。訓練だってたくさんしたのだろうし。
 でも、やっぱりでも、その外側は、誰もまだ行ったことがない世界だし。ひょっとしたら、ハッチを開けた瞬間、誰もが予想もしなかったことが起きる可能性も、当然あるだろうし。
 ハッチを開ける瞬間、アームストロング船長は、何を考え、どう感じ、身体はどう反応したのだろう。

 ……見たことも聴いたことも触ったこともないものに対して、僕らは、目の前のわずかな情報に、これまでの人生で得たつたない経験を足したり引いたりして、想像とも妄想ともつかないような力を駆使しながら、わかりもしない世界のことを、「おースゲー」なんて言いつつ、なんとかわかろうとしたのかもしれません。

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